すみれ会

すみれ会 栃木県女性経営者100人

株式会社アイムホーム

女性ならではの存在感で 帰りたくなる家へ

副所長

小林 久美子

通訳のような存在

 平成26年、会社名を「アイムホーム」に変更しました。家族が「ただいま」と帰るしあわせな家づくりを、お客様と深く分かち合いたいと考えています。今後とも愛を育む家づくりに邁進してまいります。

 建築業界は、まだまだ男性社会ですが、主婦であり母であり建築士である私の役割は、お客様のご要望を具現化し、より良いご提案ができること、職人さんたちの意図を理解しお客様にわかりやすく伝えること、両者の理解の手助けになる通訳のような存在だと思っています。

 リフォームの場合、奥様が在宅で工事が進むことが多いため、男性だけでうかがうよりは、女性がいることで安心感を与えることもできます。男性ばかりの現場に女性の存在があるだけで雰囲気も変わってくるものです。 体格的に不利な面もありますが、少しでも現場で働く女性の仲間を増やしたいと考え、数年前から「女性チーム」の結成を構想し、現在は女性の大工さんを育成しています。女性の職人さんが増えることで、細かな要望に配慮することができます。男性から見ると小さなことが、日々家事を担う女性から見ると大問題のこともあるからです。

体格的に不利な面もありますが、少しでも現場で働く女性の仲間を増やしたいと考え、数年前から「女性チーム」の結成を構想し、現在は女性の大工さんを育成しています。女性の職人さんが増えることで、細かな要望に配慮することができます。男性から見ると小さなことが、日々家事を担う女性から見ると大問題のこともあるからです。

大変な仕事ほど喜びは 大きいもの

 数々のお宅に関わってきましたが、家づくりにこだわりを持つお客様との仕事は、大変ですがやりがいがあり、非常に楽しいものです。知識の豊富なお客様にご提案するため、常に自分も新たな知識を更新しますし、向上している実感が持てるのだと思います。 

「自分たちのための家が欲しい」という気持ちに応えるため、ご要望をよく聞かせていただき、平面図では想像しきれないところは模型を作成して入念に打合せを進めます。「良い家づくり」とは、どれだけお客様の考え方や思いを投影できるかだと思っています。もちろん私一人で全部を仕上げられるわけではなく、力を合わせ、知恵を出し合って完成した建物を目の前にしたとき、その喜びは大きなものになります。 

 私自身三人の子を育て、家事と仕事の両立に悩むからこそ、どうすれば家事が楽になるか、家族が楽しく集うスペースがあるか、などライフスタイルと照らし合わせた提案ができるのだと思います。お客様から「使いやすさは住んでみて実感した」という言葉をいただいたときはとても嬉しかったです。『主婦の主婦による主婦のための設計』を常に心に留めています。

家に自分を合わせずに、 家を自分に合わせて

高齢化社会を迎え、手すりの設置やバリアフリー住宅へのリフォーム工事が増えています。福祉住環境コーディネーターの知識をいかし、さらに安心安全な家づくりを提案していくことが課題です。高齢の方に見られるのですが、家のつくりの不便さを当たり前のこととしてとらえ、自分が無理をして家に合わせてしまう方が多いようです。「楽をしたい」とはいいにくいのかもしれませんが、せっかくリフォームを思い立ったのなら、自分の行動の動線に合わせて家を改善したいもの。手すり一つでも、使う方の体格や病状によって配慮することがたくさんあります。介護する側、される側、双方の負担を少しでも和らげ、皆さんが楽に安全に暮らしてほしいと思います。

さらに、空気をキレイにする自然素材や一年中快適な温度に保つ住環境を実現し、部屋ごとの温度差を生じさせないことで脳卒中などの疾患を予防する「健康住宅」にも力を入れています。部屋ごとのヒートショックを抑え、住みやすく安心してくらせる家を提案し、施主さんの将来にわたる伴走者でいたいと思っています。

建物に利く鼻

オフの日に旅行に出かけると、知らない土地で外食のお店探しは私の役割。お店の雰囲気で選んでいますが、ハズレがないと家族に言われます。やはり仕事柄、建物には鼻が利くのかもしれません。私にとっては仕事と生活が自然に調和している気がします。

profile

二級建築士 応急危険度判定士
福祉住環境コーディーネーター
ヘリテージマネージャー
大田原生まれ、壬生町在住。
『衣食住から健康を』をキーワードに賛同してくださる 仲間の輪を広げる活動を計画中。

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