すみれ会

すみれ会 栃木県女性経営者100人

エドワード ランゲージ スクール

伝えたいのは世界と交わることの楽しさと大切さ 英語を通して、子どもたちを真の国際人に

代表

モードサロン キクヤ 専務取締役

小滝 のぞみ

3歳で出会った英語がつけて くれたその後の道筋

 ドアを開け、元気に「HELLO !」とあいさつしてくる子どもたち。楽しく、そしてアットホームな雰囲気の中で始まる英語のレッスン。そんな英語教室「エドワード ランゲージ スクール」をアメリカ人の夫とともに立ち上げ、今年で17年になります。

私と英語の出会いは3 歳の時。両親の強い勧めで英語教室に通い出したのが始まりでした。宇都宮市内でおもにインポート製品を扱うブティック「モードサロン キクヤ」の長女として生まれ、幼い時からさまざまな海外製品、そして外国人に接して育った私に対し、両親は早くから国際感覚を身に着けさせようと考えたのかもしれません。その入り口として与えられたのが英語でした。


以来、ずっと英語とともに成長をしてきましたが、少しずつ上達してきた英語のスキルをさらにブラッシュアップさせるために中学校卒業後、単身アメリカのハイスクールに留学。カレッジに進学してファッションを学び、修了後に現地で知り合った夫と結婚しました。

自らの子育てで実感した、 子どもの素晴らしい能力

結婚後もアメリカ本土やハワイで仕事をしながら過ごすうちに2人の子どもに恵まれ、1999年に日本に帰国。夫がアメリカ人なので、自分の子どもたちには自然にバイリンガル教育をしていくことになりましたが、そこで気づいたのは子どもの言葉に対する柔軟な感性。まるで小さなスポンジがたくさんの水を吸収するように、ストレスなくするすると言葉を〝吸い取って〟いく力に驚かされました。そのような日常の体験を積み重ねながら、ふと思い立ったのが日本の子どもたちに「英語を教えること」。ミレニアムを過ぎ、時代は21世紀を迎えて今後ますます、あらゆる分野でのグローバル化、ボーダレス化が進むと思われ、そのために英語は必要なコミュニケーションツールだと考えたのです。同時に英語を〝勉強〟としてとらえている日本の教育制度にも少なからず違和感を感じていました。英語は言葉。英語は生活の一部。もちろん国際人として活躍するために修得するべきスキルではありますが、それ以前に、人が話す言語であり、コミュニケーションの手段です。そんな感覚を幼少のころから持ち、感じていくうちに語学は自然に身についていくことを自分の子育てを通して実感し、それを多くの子どもたちに伝えていきたいと思いました。

英語を通し、国際人を育てる ことこそライフワーク

 そのスタートは小さなマンションの一室からでした。数人の子どもたちとともに英語の言葉遊びをしたり、歌を歌ったり。英語のネイティヴスピーカーである夫が主に指導役となり私がサポートしながら、あえて宣伝をせず自分たちのペースで教室を運営していきました。自分の子どもたちもまだ小さかったので、家に置いて仕事をするわけにもいかず、教室に連れてきて片隅に寝かせておいたり、近くで遊ばせたりということも今では懐かしい記憶です。やがて口コミで生徒が増え始め、それまでの教室では手狭になったので、実家のビルの上に教室を作り、さらには市内の幼稚園でも教室を開講するなどして現在に至っています。

私たちが教えていきたいのは、単に英語だけではありません。私自身が海外で受けた教育、生活などを通して得た経験をもとに、世界中とつながること、異なる歴史や文化を理解し、多くの人々と交わりながら生きていくことの楽しさ、大切さをひとりでも多くの子どもたちに認識してほしい、そして将来、世界の舞台で自分らしく活躍してほしいというのが私の願いです。仕事と家庭を両立させるのが当たり前というアメリカ社会で生まれ育った夫には、家庭生活や子育てはもちろん、私の仕事におけるさまざまな面でも協力してもらいました。二人の子どもたちも大きくなり、現在アメリカの大学で学んでいます。子どもたちが親元を離れた今、私にとって生徒たちが自分の子どものようなもの。わが子に接するイメージで、一人ひとりを国際人に育てていくことをライフワークとし、自分自身もまた成長し続けたいと思っています。

profile

英会話教室主宰。
宇都宮市生まれ。宇都宮市在住。
幼い頃より英会話のレッスンを受け、英語はもとより留学とその後の海外生活でインターナショナルな感覚を身に着ける。アメリカ人の夫とともにスタートさせた英会話教室で、多くの子どもたちに外国語コミュニケーションの楽しさ、大切さを教えている。

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